クレーンから異音がする原因

クレーンから普段と違う音がしたときは、内部で何らかの不具合が起きているサインです。
原因を早めに把握しておくと、大きな故障や事故を防ぐ判断がしやすくなります。
今回は、クレーンで異音が起こる原因について解説します。
▼クレーンで異音が起こる原因
■ワイヤーロープの摩耗や損傷
ワイヤーロープの摩耗や素線切れが進むと、シーブとの接触時にきしみ音が発生する場合があります。
古いロープは金属同士がこすれ合い、キリキリという高い音を出すことも少なくありません。
そのまま使い続けると、破断や吊り荷の落下といったトラブルにつながる可能性も考えられます。
■ギアやベアリングの劣化
減速機のギアやベアリングは、クレーン内部でも消耗が進みやすい部品の一つです。
潤滑油が不足したり、金属疲労が蓄積したりすると、ゴロゴロという低い音が発生していきます。
特にベアリング内部の玉や保持器が摩耗した場合、振動を伴う異音になるでしょう。
■ホイールやレールの偏摩耗
天井クレーンでは、ホイールとレールが常に接触するため、摩耗が偏ることもあります。
偏摩耗が進むと、走行中にガタガタとした異音や振動を感じやすくなるのが特徴です。
レールの歪みや取り付けボルトの緩みも、異音の原因になっていきます。
▼まとめ
クレーンで異音がする原因には、ワイヤーロープの摩耗・ギアやベアリングの劣化・ホイールやレールの偏摩耗などがあります。
音の種類や発生場所から不具合の箇所を絞り込めるため、日頃から点検や状態確認を行うことが重要です。
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